薬学部　偏差値一覧ランキング

薬学部入学に必要な偏差値は過去と比べると低下傾向にあり、また、偏差値ランキングを見ればわかるように上位大学と下位大学の差が大きく広がり、現在は大学を選ばなければ入学難易度も低く薬剤師を目指しやすくなっているといえます。 しかし、薬剤師国家試験合格率の推移をみると、6年制に移行した2006年の入学者が卒業した後の年より急速に合格率が低下しているのが顕著に見受けられ、薬学部の裾野を広げ必要な入学偏差値が低下した事による入りやすさに比べ、国家試験に出る問題のレベルは変わらないというのが原因と考えられます。

これから薬剤師を目指す高校生をはじめとした受験生は、以下の偏差値ランキング一覧を1つの参考にして進学する大学の選定を行うと思いますが、裾野の広がった薬学部に入学するのがゴールではなく、薬剤師国家試験に合格するために入学するという目的を入学前からしっかり意識する事で、薬剤師の資格取得を実現できるように頑張っていただけたらと思います。